IMG_0671パラドックスの意味ではなくて。

専守防衛か否か、という話です。
攻撃装備としての矛と、防御装備としての盾。

SFの世界だと、バリアとかシールドとか呼ばれる防御装備が、必ず張り巡らされています。
それがあるうちは、一切の攻撃が無効になってしまうというような。
紫外線に対するオゾン層みたいなものです。

デス・スターも、そのシールド機能を停止させられて無防備になり、ついに反乱軍の攻撃に敗れたわけですが。

第2デス・スターの場合は、たしかエンドアに惑星シールドの発生装置があったんだよな。

しかし現実世界にはそういうものはないのです。
イージスのミサイル迎撃装置だって、どこまで機能するのかどうか、かなりこころもとない感じだし。
どんなミサイルも自信を持って100%迎撃できます!と言い切れるくらいだったら、これはすごいだろうなぁ。

ただ、相手の武器を無力化するって、悪くない発想だと思います。
究極的には、武器なんか持っていても無駄だよ、ということになるんだから。

だから盾には、どんどん予算や労力をつぎ込んでもいいのかなとは思います。

一説には、北のミサイルが続けて失敗したのは、アメリカのサイバー攻撃によるものだ、というウワサもあったけど。
ハッキングによって、世界中の核兵器を作動不能にしてしまえたら、こんなに素晴らしいことはないとは思いますがね。

それに対して、矛のほうはというと。
攻撃装備の最大の特徴は、いつでも自分の意志で使えるということです。
防御装備というのは、自発的には使えないから。

そしてもうひとつ。
使えるものを持ってると、ひとは使いたくなるということでしょうね。

アフガニスタンに落としたMOABとか、実際アメリカはずっと使いたくて使いたくてしょうがなかったんだろうなぁ。
しかも、使っても報復を受ける可能性は、極めて低いし。
テロの要因にはなるけれど、少なくともアメリカ本土が爆撃されることはない。
そういう意味では、シールドがあるのと同じなのかも。

攻撃は最大の防御なり、というのは、孫子の兵法ですけどね。

とにかく、専守防衛を国是とするなら、矛はいらないです。
強力な盾こそが、求められるものだと思います。

三菱も東芝も川崎も、そういうものを作ればいいのにね。
人を殺す道具じゃなくって、人を殺させない道具を。

もちろん最強の盾は、なにより粘り強い外交努力に尽きるんだけれど。

さて、そうこうしているうちに、蕾をつけていた胡蝶蘭、咲きましたよ。

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