IMG_0231免許皆伝というわけではござらぬが。

というかまあ、小学生のころに通っていた水戸の東武館は、千葉周作直系の水戸藩校弘道館の剣術指南の道場です。

剣術と剣道の違いはなんだ?とよく言われます。

徳川太平の時代になって、戦はなくなりました。

それまでは真剣で斬り合うこと、すなわち殺し合うことが目的だった剣の道ですが、木刀や竹刀に持ち替えられて、より精神的な修養の側面が強くなっていきます。

そういう意味では、平和な時代の象徴でもあったと言えるのかもしれません。

力を身につけるということは、それを自らコントロールする精神力も同時に鍛えることなんだと思います。
それが、「道」なんだと思います。 

いずれにしても、武道は日本文化の粋のひとつだと思います。
もちろん日本だけじゃなくて、世界的にみてもそれは同じだと思いますが、日本の武道はとりわけそういう精神的なものを重んじています。

ところで、ちょっと前に中学校の教科として正式に認めるとかで話題になった、銃剣道ですが。

銃剣道をされているかたには申し訳ないですけれど、はっきり言わせていただければ、同列になんか語ってほしくない。
歴史も文化もない、ただの軍隊式格闘技。
それを学校の授業で、なんてあり得ない。

なによりも「個」を大切にしないと。
北朝鮮の軍事パレードで足を高く上げて行進する兵隊には、「個」なんて存在しないわけで。
でも世の中には、ああいうのを美しいとかいう価値観もある。
甲子園の入場行進なんかも、バカだと思うよ。

パン屋がダメで和菓子屋ならいいという自己満足的「日本文化」を強制する一方で、とても文化とは呼べないものを教育の場に持ち込もうとする。
いったい、なにがやりたいのか?

そして、カポエィラ。
アフロ・ブラジルの歴史と文化を継承するこの格闘技も、私にとってとても大切なものです。
大事にしていきたいです。

さし当たっては、膝を治さないといけませんけど、カポエラーをお供に、毎日精進(!?)しようと思っております。

こいつ、他のポケモンと動きが違って、ちゃんとジンガし続けるんですよ。
ジンガというのは、カポエィラの基本のステップ。
Jinga sempre!、いつでもジンガを、というのが基本中の基本ですから。

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