IMG_5374IMG_5467梅雨は明けたのかと思うような天気ですが。

でも天気図を見ると、梅雨前線はどっかりと本州中央を横切っています。
そんなわけで、ここんとこ連日すっかり真夏のいでたちです。

そんなニッポンの暑い夏のさなか、今週末は参議院選挙です。
各予想を見ると、改憲勢力が2/3を取りそうな勢いとのことです。

選挙制度そのものの瑕疵はあれ、みんなの選択の結果がそういうことになるのなら、それはまた民族の選択、民族の宿命とでもいうべきことなのでしょうね。

それでも、みんなどうして今の直接的なおこぼれ利益のことしか考えられないのだろう。

子供たちの未来のために、10年、30年、100年というスパンでものを考えられないことに、人類という種の限界性も感じます。 

ということで、以前からも何度か触れてきた日本会議ですが、いよいよ彼らの50年計画が実を結ぶかもしれないという局面にさしかかるわけですね。

ベストセラーになっている「日本会議の研究」ですが、後半の本当の黒幕をめぐるあたりの話になってくると、なんか伊坂幸太郎の小説を読んでいるような気分になりました。

これは本当に現実のニッポンの話なのかと。
著者の菅野完氏の調査力に感服しています。

もう一つ、反省したこと。
日本会議を生み出す母体となった宗教団体「成長の家」ですが。
極右カルト宗教の象徴的存在だと思っていたら、いまその本体は路線を全く変更して政治活動から撤退し、菅野氏の言葉を借りれば「エコロジー左翼」とでもいうべき路線になっているということ。

いや〜全く知りませんでした。
これは不勉強でした。

あ、それと、この本が扶桑社から出ていることもマジすごい。

改憲の目標が、9条ではなく緊急事態条項の追加であることはよくわかります。
これさえあれば、たぶん憲法はいつでも無視できるようになります。
ナチス・ドイツの手法だから。
解釈改憲レベルの話ではありません。
災害やテロのニュースが繰り返し報じられる中、そういうものも必要かもなぁと思ってしまう心の隙間をみごとに突いてきますね。

ていうか個人的に憲法改正が必要であるとすれば、99条ですね。
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」
いまや天皇陛下しかこれを遂行されていらっしゃる方はいない、とまで言われていますが。

これに是非罰則規定を設けて欲しい。
まあ、公民権停止というのが妥当な罰則かなぁ。
公民権が停止されると、彼らの収入源も絶たれるしね。
日本を安値で売り飛ばすこともできなくなる。

ところで、田中の康夫ちゃんですが。
私は彼について、これまでも支持してきました。
長野県知事のときも、私が尊敬する長野平安堂書店の故・平野会長を通して応援してきたしなぁ。

しかし、おおさか維新ということは・・・

今は康夫ちゃんの落選を願うばかりです。

ていうか、こういうこと書くと、公職選挙法違反になるの?

それより、自分が誰に投票するか、まだ決めきれてないし・・・

データ
写真上
レモンイエローの半そでBDシャツ
白いフード付き袖無しシャツ:Ali Express
カーキのハーフカーゴパンツ:H&M
ベージュのストロー中折れ帽子:H&M
白いハイカットバスケットシューズ:G.U.
黒いキャンバス地トート:エルメス
写真下
紺の半そでシャツ:H&M
グレーの横縞タンクトップ:H&M
黒いリブのタンクトップ:無印良品
ダンガリーのハーフパンツ:H&M
紺のストロー中折れ帽子:H&M
紺のエスパドリーユ:TOPSIDER 
黒いキャンバス地トート:エルメス