
慢性の水不足に困っていた東京の、節水のキャンペーンとして、あちこちに「東京にはもう豊かな水はない」という看板が掛けられたのを記憶しています。
なかなかいいコピーだったと思うんですが。
でも検索しても出てこないや。
そんなわけで今年はかなり深刻な水不足再来か?というニュースですが。
今日も梅雨の中休みというか、まるで梅雨明けしたみたいないいお天気でした。
現在、東京の水供給の8割を占める利根川・荒川水系がかなり低い貯水水準になっているようです。
特に矢木沢ダムを筆頭とする利根川水系がやばいみたいですね。
梅雨入りしても、関東は雨らしい雨はほとんど降ってないし。
九州のほうでは記録的な豪雨だそうですが。
台風が未だにひとつも発生していないというのも影響あるのかもしれません。
いずれにせよ、節水しましょ、ということです。
でも節水って、どうすればいいんだろ。
節電はこの5年間、みんなかなり努力してきたし、ノウハウもそれなりに蓄積されているけれど。
節水というと、水を大切に使うというより、省エネの観点からのアプローチのほうが強かったようにも思えます。
ウチの状況で言えば、食洗機で食器洗いはすでにかなり節水されているし、トイレも一昔前に比べると格段に水の量は減っています。
お風呂は、災害用に備えて基本的には湯船の水は捨てずに貯めているし。
あとは洗濯機をナナメドラム式に替えるくらいか。
となるともう水栓をこまめに閉めることに尽きるみたいですね。
しかしまあ世界的に見れば、こんなに上質な水をふんだんに使えるところは他にはないんですよね。
きれいな水はふんだんにあるし、街を歩いていていきなり銃で撃たれることもないし、空から爆弾も降ってもこないし、配達中の宅配便の手押し車が路上にあっても荷物はなくならないし、街角の自販機も壊されないし、物乞いはいないし、どこでも自由に行けるし、たいがいのものは売っているし、そして人々は勤勉で、食べ物は美味しくて。
確かに夏は猛烈に蒸し暑いし、地震はいつ来るかわからないけれど、それでも東京は、世界一暮らしやすい街なんじゃないかと、マジで思います。
精神的にも豊かかどうかは、この際ちょっと脇に置いといて。
そんな東京を、喰いモノにしようとする連中から、大切なわれわれの日常の暮らしを守っていかないとなぁ。
やっぱり敵はとりあえず、市場原理主義&グローバリズムだね。
データ
グレーのサッカー地綿ポリ混のジャケット:UNIQLO
グレーのスリムフィットデニム:G.U.
紺の半袖シャツ:H&M
紺の中折れストローハット:BeltLab
黒いエナメルタイプのリュック:オロビアンコ
白いデッキシューズ:コンバース
コメント