IMG_4148フランス語に、ノブレス・オブリージュという言葉があります。

発音的にはリエゾンしてノブレッソブリージュ、という感じかな。
直訳すれば高貴なる者は義務を負う、というような意味。 

権力や財力や社会的地位を持つ者は、社会に対して負うべき責任がある、という考え方です。
それは優越的地位にあるものは、自らを犠牲にしてまでも、みんなのためを優先すべしというスタンスです。
もしかしたら武士道や騎士道と相通ずる部分があるのかなとも思います。

私は、政治家というものは、そうでなくてはならないと思っています。
世のため人のために己の野心や欲を捨てることができるのか、です。

まあ言わずと知れた、桝添さんですよ。
彼は多分、このノブレッソブリージュの対極にいる人だったんでしょうね。
石原さんなんかもそうですね。
まあ石原さんは、物欲金銭欲ではなく、自己顕示欲の権化だったけれど。
品格卑しいという意味では、同じ。

欲望の権化の巣窟・魔都TOKYOには、所詮はそういう人がふさわしかったんでしょうかね。
私は投票してないけどね。

歴代都知事をたどると、美濃部さんがどんな方だったのかは、さすがによくわかりません。
青島さんは、悪い人ではないと思いますが、反体制・反権力を自らの拠り所としていた人が、体制・権力側に回ってしまった結果、自らの立ち位置を失ってしまうという笑えないパターン。
鈴木さんは、ああ、そんな人もいたね、くらいかな。
あと誰かいたっけ。

都知事じゃなくて総理大臣だと、青島さんのパターンは、なんと言っても菅さんですかね。
市民運動家でずっといられればよかったのにね。

じゃあ安部さんは、となると、本来ならノブレッソブリージュな人となれる可能性もあったかもしれない方なのに、ただの極悪人になってしまいました。

じゃあ、政治家でノブレッソブリージュな人って誰がいたんだ、ということですが。
たとえば、ウルグアイのムヒカさんのような方ですよ。

異論は多いと思いますが、私は鳩山さんかな、と思います。
ただ、彼の最大の失敗は、他の政治家や財界人みんなにもノブレッソブリージュたることを求めてしまったことですね。
そりゃあ、無理だわ。

あと残念なのは、ノブレッソブリージュたるかどうかと、政治的能力の高さとは、必ずしも一致しないということでしょう。

細川さんもちょっと似てるかな。
そうか、思い出した、私は前回の都知事選は細川さんに入れたんだっけ。

ただ、野心的で能力の高いどうしようもないやつが上に立つより、少々ゆるくても、人としての高貴さを感じさせてくれるかたが上に立ったほうが、みんな絶対に幸せになれると、私はそう思うのですが。

さてノブレッソブリージュというフランス語にちなんで!?、牽強付会気味に今年初めてエスパドリーユをはいてみました。
天才スタイリスト・アキラによれば、フランス人がはいているのを見たことがない、ということですが。

データ
MA-1タイプのサテン地ジャンパー:ニコルクラブ
グリーン×グレーのフード付きベースボールシャツ:Forever21
明るいブルーのスリムフィットデニム:H&M
明るいブルーのエスパドリーユ:H&M