IMG_3303今日4月22日はアースデーです。

日本ではあまりなじみがないけれど。
国連では2009年に4月22日をマザー・アースの日とすることが採択がされています。

発祥は70年代のアメリカ、ベトナム戦争の影が色濃い時代です。
でもそのころからすでに環境ということがテーマになっていたというのは驚きです。

当時の日本は、水俣病に代表される、60年代後半に頻発した公害問題の時代。

反公害という概念はあっても、地球規模での環境を論じるような機運はまだまだ出現していませんでした。
そういう意味では、やはりアメリカは進んでいたんだなぁと思います。

60年代から80年代にかけて、文化はすべて太平洋の向こうからやってきてました。

昨日は日本人の優秀性みたいなことを言ったけれど、もしかしたらアメリカの底力にはかなわないのかもしれないなぁとも思います。
他民族国家の強みでしょうか。

少なくとも日本よりずっと言論の自由は保障されている国だと思います。
国境なき記者団の報道の自由度ランキングでは、アメリカ41位に対して日本は韓国より下の72位ですからね。

ところで、斎藤美奈子氏の東京新聞でのコラムが秀逸、とネットで話題です。
この後に及んで、川内原発を止めない理由、というものですが。
引用させていただきますと・・・

やっと再稼働にこぎ着けたのに、そう簡単に止められるかという意地。
ここで止めたら二度と再稼働はできなくなるという不安。
危機を乗り切れば日本の原発の安全性が立証できるという期待。
停止を求める声に屈したら負けだというメンツ。
停止に伴うリスクを負いたくないという自己保身。

そしてこれらは、先の戦争を止められなかった理由と同じだと。

うーん、確かにこれが、日本人のもう一つの姿でもあるんだよなぁ。
特に後半の二つが、原発推進の論理とは無関係であるがゆえに。
日本人の負の部分なんだと思います。

基本的に、赤信号みんなで渡れば怖くないの世界。
そして、われわれの子孫に、莫大な負の遺産を残すのであります。 

データ
PUレザーの薄手ジャケット:EVOLUTION
グレーの長袖Tシャツ:UNIQLO
腰に巻いた紺の襟付きニット:アニエス ベー 
スリムフィットのブラックデニム:UNIQLO
紺のストール:バリ島ウブド
黒い型押し革のバスケットシューズ:ナイキ エアージョーダン×コールハン コラボモデル