IMG_3226富士山が世界遺産に認定された理由のひとつに、信仰対象としての文化的価値があります。

古くから霊峰富士への信仰は日本各地にあったわけですが、江戸中期に発達した富士講という民間信仰により、関東各地にはたくさんの富士塚が作られました。

富士に見立てた小さな山、人工の築山だったり自然の小山だったりしますが、そのてっぺんには小さな祠もあります。
これは富士山頂の浅間神社の分祀という位置づけです。

そうたびたび本物の富士山まで行くのは大変なので、富士講の会員たちは、ここに毎日お参りしたというわけです。
東京都内だけで、現在でも約50の富士塚が残っているそうです。

で、そのうちのひとつが成子天神の境内にあります。

富士山から運んだ溶岩を積み上げた高さ12メートルの富士塚ですが、歴史的にはかなり新しくて大正時代に作られました。
ただ、これを作った地元の富士講は、もう活動はしていません。

それでも、鳥居をくぐって急な山道を登ると、新宿の街並みの中にちょっと不思議な空間を作っています。
以前は正月7日間だけの限定公開でしたが、現在は昼間はいつでも登れます。

今日は少し早めに着いたので、初めて登ってみました。
霊験あらたか、かどうかはわかりませんが、新宿のパワースポットとしてなかなか人気があるんだそうです。

写真1写真2

データ
黒いジャケット:DKNY
黒いフード付きニットセーター:H&M
黒×紺の細ボーダー長袖Tシャツ:無印良品
スキニーのブラックデニム:H&M
レースアップのブーツ:Stefano Rossi