IMG_3177医療機関で診察を受けたあと、最寄りの薬局で処方してもらうと、その時に薬の料金とは別に薬剤服用歴管理指導料というものを強制的に徴収されます。

これっていわゆる「おくすり手帖」への記載料なんですけれど、おくすり手帖を持っていない場合も支払います。

この3月までは、前者が410円、後者が340円で、つまりおくすり手帖を持ってないほうが安かったわけです。

それじゃぁおくすり手帖持たないよな、ということになるからでしょうか、4月からはこれが380円と500円になりました。
晴れておくすり手帖持参のほうが安くなったというわけです。

でもこれって実はからくりがあって、380円になるのは同一の薬局で同じ薬を処方したときのみ。
それ以外は500円になります。
しかも、大病院近辺の薬局では、常時500円なんだそうで。
ていうかこれじゃただの実質的な値上げじゃん。

ただ、おくすり手帖自体は、処方が異なる薬の副作用とかを把握する上では、けっこう役に立つのかもと思います。

例えばインフルエンザの薬、先日のイナビルとかですね、それと一緒に飲んでもいい解熱鎮痛剤は、アセトアミノフェン系とイブプロフェン系です。
処方薬としては前者がカロナール、後者がブルフェンなんかが代表的です。
市販薬だと、タイレノールとかイブとか。

非ステロイド系解熱鎮痛剤で一番効くといわれているジクロフェナク系、ボルタレンとかですが、これは一緒に飲んではダメだそうです(市販薬にはなってない。処方箋のみ)。
そして逆に一番弱いアスピリン系(バッファリンとか)もダメ。
ロキソニンも、避けた方がいいと言われてます。

でも、私の場合、インフルエンザの時に処方されたのはカロナールだったけど、その前に坐骨神経痛になったとき処方されたのはロキソニンだったな。
ボルタレンは、なんの時だか忘れたけれど、服用したことあり。

これらの薬が、別の病気で別の場所で同時に処方されることも あるわけだから、それを管理しようというのがおくすり手帖なわけです。
まあ、薬局で買えちゃうというものは把握できないってことはありますがね。

それにしても、あのかさばる小冊子を常時持ち歩くなんてあり得ないわけでしょ。
なんとかならないのかと思っていたら、やっぱりアプリになってました。
で、これもこの4月から、紙の手帖と同格扱いになったそうで。

「日薬eお薬手帖」というんですが、とりあえずDLして、薬局でくれたQRコードから、今日処方されたアレジオンを登録しました。
これならいつでも持ってますね。

データ
PUレザーの薄手ライダースジャケット:H&M
ボートネックの長袖ボーダーTシャツ:G.U.
テーパードのブラックデニム:H&M
黄×黒チェックのシワ加工ストール:EXAS
黒いハイカットバスケットシューズ:コンバース オールスター