IMG_2548季節感無視の服で、すみません。

だって、寒いんだもの。

朝9時の東京の気温は、10℃を下回ってます。
最高気温も、昨日より7℃低い!という予想ですから。
よって、フリース復活。

さて、アークヒルズの外周道、通称桜坂です。

六本木寄りのほうは、スペイン坂という名前もついています。

渋谷パルコ脇と同じ名前ですが、こちらはスペイン大使館が正面だから、こっちのほうが由緒正しいかも。

ここの桜のトンネルは、都会とさくらというテーマでは東京でも一、二を争うところなんじゃないかなぁ。
夜桜もいいですよ。

はなびらはしづ心なく舞い落ちてきますが、ふぶき、とまではまだ行かないなぁ。
あともうちょっと、ですね。

アークヒルズの隣、泉ガーデンタワーの裏手も、下の写真のように、りっぱな桜並木になってきました。
14年前にビルとこの道ができたころは、ちっちゃな若木だったのに。

あのころ、あと10年もすればりっぱな桜並木になるよねって話してました。
こうやって街も育って行くんですね。

さてもう一枚は、事務所のすぐそばにある「富久さくら公園」。

名前からして凄いというか、さくら咲き乱れてるのかというと、そんなことは全然なくて、園内にあるのは4本だけです。
でも、そのうちの1本が、昭和26年、サンフランシスコ講和条約締結記念ということで、当時法務省宿舎だったここに植えられたものです。

樹齢64年ですね。私よりも年上か。
桜以外にも桃や木蓮など、園内はいまいろんな花が咲き競っています。

ところでソメイヨシノ60年寿命説というのがありますが、あれは単なる都市伝説というか、誤解です。

ソメイヨシノがエドヒガンとオオシマザクラの交配によって駒込の染井村で生まれたといわれるのが江戸末期から明治初期。
そして接ぎ木によって増やされたソメイヨシノは、すべて遺伝子的には同一のクローンですから、そういう意味ではみんな受粉してからすでに150年くらいたっているわけです。

ただ、成長の早いソメイヨシノは、60年もすると育ちすぎてしまい、折れたり空洞化したりして樹勢が弱まってしまいがちです。
だから、ちゃんとしっかり手を入れて管理していれば、ずっと長くめでることができるというわけです。

そんなわけで今日もさくら寄り道をして、それから自分の事務所のほうに出勤です。

写真1写真2

データ
PUレザーのライダースジャケット:H&M
カモフラ柄のフード付きフルジップフリース:UNIQLO
ストレートのブラックデニム:Levi's 501
黄×黒チェックのシワ加工ストール:EXAS
ハラコのブーツ:ニコルクラブ
エナメルタイプのリュック:オロビアンコ