IMG_0496清原の件では、いろいろ考えさせられました。

法律とは、人間がこの社会を維持していくために決めたルールだから、当然守らなくてはいけません。

ただし、それはその国の文化や歴史に根ざしているものだから、必ずしも普遍的ではなかったりもします。 

例えばお酒。

1920年代のアメリカ禁酒法の時代、アルコールは法律で禁止されていました。
しかし結果的には地下に潜り、マフィアの資金源となり、かえって社会不安を増大させることにもなったようです。
また、イスラム教でも酒は禁止されているわけですけれど、実態は国によって様々なようです。

清原が覚醒剤を使った(現状ではまだ持っていた、なのかな)以上、日本の法律に触れて処罰されるのは当たり前です。
特に彼のような社会的影響の大きい人間は、その部分の責任も負わねばならないということでしょう。

しかし別に彼を擁護したいとは思いませんが、でも、それでも、法律に触れたという以外に、彼がどんな悪いことをしたのだろうというと、果たしてどうなのでしょうとも思います。

誰かを傷つけた訳でもない。人のものを奪った訳でもない。 
たぶん誰か直接的な被害を受けた人がいる訳でもないでしょう。

悪いのは、覚醒剤を造り、売る人間です。
直接の売人が逮捕されたようですが、でもそんなのは末端の末端であって、いつだって巨悪は温存されます。
「しゃぶばばあ」とか、なんだよって思います。
存在が特定されてんじゃねえかよ。
しかも、もっともっと上がいるんでしょうから。

憎むべき、裁かれるべき、罰せられるべきはそこであって、逆に言えば使用者は、人間としての弱みにつけ込まれた被害者という一面すら持っているのではないでしょうか。

何年間も追い続けるような金と労力と時間と組織があるなら、それを密売組織根絶のために費やすほうが、遙かに大事なことだと思います。

もちろん、やってるよ、ということなのでしょう。
流通目的の所持は、初犯でも実刑になることが多いようですし。

しかし、緩いよなぁ。
一度でも流通に関わったなら、もう無期懲役、一生強制労働でいい。
人を不幸にすることを己の生業とする人間の人権を擁護する必要はないと、私は思います。

あるいは、鬼の首取ったようにはしゃいで、それで儲けるマスコミも同じ。

金のためならなにやってもいいのか!
怒れるコブ取り爺さんです。

ていうか、H&Mばっかり着てんじゃねぇよ!
すみません。データ書く段になって気づいたんだもの。

データ
紺の綿サージダッフルコート:H&M
紺×白ボーダーのフード付きニット:H&M
グレーのジャケット:H&M
スキニーブラックデニム:H&M
グレーの麻のストール:不明
ハラコのブーツ:ニコルクラブ
エナメルタイプのリュック:オロビアンコ