今日は息子の31歳の誕生日です。
私のちょうど半分。
私も、人生のちょうど半分を人の親として生きてきたことになります。
遠くで一人暮らしをしている彼ですが、着替えのストックが若干こちらにも置いてあります。
その中からこのTシャツを選んで着てみました。
赤い色が映えるように、他のアイテムは抑えめの雰囲気で。
最初、この図柄がなんのマークなのかわからなくって。
画像検索にかけたらヒットしました。
多分これ、キャプテン アメリカですね。違ってたらごめんなさい。
アイアンマンと並ぶアヴェンジャーズの代表格。
悪と戦うアメリカン・ヒーローです。
でも第二次世界大戦中、彼の敵はドイツと日本でした。
悪と戦う。
敵と戦う。
似ているようで、ちょっと違うように思います。
悪は存在するもの、敵は作り出すもの、みたいな。
人類という種は、未来永劫にわたって、敵を作り続けないと存続していけない生物なのでしょうか。
敵を作り出し、戦争をし続けることを前提とするのがこの人類社会なら、どこかで滅びるしかないのかとも思います。
人生の半分を親としても生きてきていま、子に対して思うこと、願うこと。
「殺させない」
もし君が誰かに殺されたとしたら。
私は計り知れない大きな悲しみの中で嘆き、怒り、苦しみ、そして怨むことでしょう。
でももし君が、誰かを殺したとしたら。
私はもっと大きな悲しみに立ち向かわなければならない。
殺さなければ殺される。
その状況に追い込まれて、たとえ君が引き金を引いたとしても、誰も君を責めることはできないだろう。
それでも、それは一生背負っていかなければならない。
親は刃をにぎらせて人を殺せとをしへしや
そうならないために。
殺させないために。
そしていつまでも日本が、誇り高い、身捨つるほどの祖国で有り続けるために。
私はすべての戦争に反対し続けます。
データ
キャプテン アメリカTシャツ:不明
ジージャン:DOG HOUSE
黒いテーパードのデニム:H&M
黒い革のアンクルブーツ:Stefano Rossi
グレーの綿ストール:H&M
注1 キャプテン アメリカ すみませんこのTシャツ、どこにもマーベルの©は入ってないから、キャプテン アメリカだとしても多分パチモンかもですね。ちなみにメイドイン タイランドとなってます。
注2 君死にたまふことなかれ(与謝野晶子)より抜粋。
注3 マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや(寺山修司)より抜粋。
私のちょうど半分。
私も、人生のちょうど半分を人の親として生きてきたことになります。
遠くで一人暮らしをしている彼ですが、着替えのストックが若干こちらにも置いてあります。
その中からこのTシャツを選んで着てみました。
赤い色が映えるように、他のアイテムは抑えめの雰囲気で。
最初、この図柄がなんのマークなのかわからなくって。
画像検索にかけたらヒットしました。
多分これ、キャプテン アメリカですね。違ってたらごめんなさい。
アイアンマンと並ぶアヴェンジャーズの代表格。
悪と戦うアメリカン・ヒーローです。
でも第二次世界大戦中、彼の敵はドイツと日本でした。
悪と戦う。
敵と戦う。
似ているようで、ちょっと違うように思います。
悪は存在するもの、敵は作り出すもの、みたいな。
人類という種は、未来永劫にわたって、敵を作り続けないと存続していけない生物なのでしょうか。
敵を作り出し、戦争をし続けることを前提とするのがこの人類社会なら、どこかで滅びるしかないのかとも思います。
人生の半分を親としても生きてきていま、子に対して思うこと、願うこと。
「殺させない」
もし君が誰かに殺されたとしたら。
私は計り知れない大きな悲しみの中で嘆き、怒り、苦しみ、そして怨むことでしょう。
でももし君が、誰かを殺したとしたら。
私はもっと大きな悲しみに立ち向かわなければならない。
殺さなければ殺される。
その状況に追い込まれて、たとえ君が引き金を引いたとしても、誰も君を責めることはできないだろう。
それでも、それは一生背負っていかなければならない。
親は刃をにぎらせて人を殺せとをしへしや
そうならないために。
殺させないために。
そしていつまでも日本が、誇り高い、身捨つるほどの祖国で有り続けるために。
私はすべての戦争に反対し続けます。
データ
キャプテン アメリカTシャツ:不明
ジージャン:DOG HOUSE
黒いテーパードのデニム:H&M
黒い革のアンクルブーツ:Stefano Rossi
グレーの綿ストール:H&M
注1 キャプテン アメリカ すみませんこのTシャツ、どこにもマーベルの©は入ってないから、キャプテン アメリカだとしても多分パチモンかもですね。ちなみにメイドイン タイランドとなってます。
注2 君死にたまふことなかれ(与謝野晶子)より抜粋。
注3 マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや(寺山修司)より抜粋。
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