IMG_0069国会前に行って写真を撮ることになんの意味があるの?
それってかっこいいとでも思っているわけ?

かっこいいオジサンを目指す。
それがこのブログのテーマです。

それは、自分の中のかっこ悪い部分をひとつひとつ消していく、乗り越えていく、変えていく、積み重ねの作業だと思っています。

たとえかっこよくなくても、人としてかっこ悪いのは、いやだ。

少なくとも今、私たちが直面していることに対して、自分には関係ないや、自分にはなにも出来ない、そう言ってしまうのはとてもかっこ悪いことだと感じています。
だから、私は私なりの表現方法を続けて行きます。

さて今日の服、ラオスの国旗をモチーフにしたTシャツです。

多くの日本人が、いや日本人に限らず世界中ほとんどの人が、ベトナム戦争の時、ジュネーブ会議でも国際的中立が宣言されていた隣国ラオスに、人類史上最悪とも言われるアメリカ軍の空爆が行われていたことを知らないと思います。
かくいう私も、昨年ラオスを訪れて、下の写真のハート型キーホルダーに出会うまでは、全く知りませんでした。

しかもそれはアメリカ的にはなかったこと、とされているそうで、それが秘密戦争とも言われる所以です。
当時ケネディとかニクソンとかの歴代大統領が、ラオスではアメリカは一切戦闘行為はしていないと断言していたようですし。
そこらへんのことは、このドイツ制作のドキュメンタリーを見るとある程度わかるかとも思います。

まあ、戦争なんて、そんなもんだと思いますよ。
いかに嘘をついて攪乱するか。
本当のことなんか、誰も言わないから。
戦闘地域も、容易に非戦闘地域と称されます。
そしてその嘘の中で、人が人を、殺すのです。

このハートのキーホルダー、アメリカがラオスにばらまいた大量の爆弾の残骸で作られた、という説明が書いてありました。
もともとのオリジナルは、article22というラオスに落とされた爆弾から作るアクセサリー。ルアンパバーンの夜店で入手したこれは、たぶんその模造品かもしれませんね。
でも、込められた思いは、変わらないと思っています。

今夜は月に2度満月のあるブルームーン。
国会正門前では、SEALDsの集まりがありますね。
時間が間に合えば、若い人たちがどんなふうなのか、見に行けたらと思います。

写真1

データ
ラオス国旗をモチーフにしたTシャツ:LAOS
黒いスリムフィットデニム:UNIQLO
黒い帽子:GYOEN OUTLET
白いハイカットスニーカー:G.U.
黒いトートバッグ:MONOCLE 

注1  ジュネーブ会議 常設の国際軍縮機関であるジュネーブ軍縮会議と異なり、過去に数回ジュネーブで開催された国際会議の総称。1961年のジュネーブ会議がラオス問題についてのものだった。