IMG_7103街を歩いていて、ネクタイを締めているひとをほとんど見かけなくなりました。
クールビズが始まって今年で10年、一番変わったのはそこだよなぁと思います。

でも、ネクタイは外したけれど、着てるものはあまり変わっていないというか、まあもちろんシャツの襟廻りの変化、BDだったりダブルカラーだったり2ボタンのハイカラーだったりとかはあるわけですけど、なんかなぁ、という感じもあったりします。

その一方で、白い開襟シャツとなると、未だに昭和のオジサンみたいな印象だし。

黒っぽいパンツに長袖の白っぽいシャツ。
袖はまくってたりまくってなかったり。
裾は100%パンツの中に入れて。

まあ、街ゆく男のほとんどがこれですな。

さて本日のテーマ。
シャツをパンツに入れるべきか否か?

昨日のバティックのシャツもそうですが、アロハにしてもかりゆしにしてもフィリピンのバロンにしても、裾が横一直線になっているものは、すべて裾を外に出して着るものです。
特に半袖の場合ですね。
これは基本、アウターなんですよ。

それに対してラウンド型の裾のシャツは、パンツの中に入れることを想定しているデザイン。下着の役割もしていた時代の名残でもありますが、機能的には今でも特に背中を長めにすることで、シャツが出てしまうのを防いでたりします。
すなわち、インナーとしてデザインされている、ということでしょうかね。

でもそこも敢えて無視して、浅めではありますがラウンド型のシャツ、特にジャケットの下に着るときは、出すのもありじゃないの? ということで。

アウター・インナーという言い方をしましたが、インナーならその中にさらに肌着は必要ないでしょう。
アウターとして着るなら、中にインナーを着るのはあり、そういうことかなと。
だから私は、シャツをアウターとしてはおる感じで着る時だけ、中にTシャツやタンクトップを持ってきます。
インナーとしてのシャツは、直に着ます。
まあこれは私の個人的なこだわりなので、あまり普遍性はないかも。

毎度毎度のドレスとカジュアルのお話ですけれど、裾を出せばカジュアル寄り、入れればドレス寄り。
先週の木曜日は、開襟のシャツ、入れてました。

あと、敢えて言うと、お腹隠しには出したほうがいい。ってそういう問題じゃないんですけどね。

街ゆく男たちが、今の黒っぽいパンツに白っぽいシャツを着たまま、裾だけだしたら多分これはだらしないだけで、とても悲惨なことになってしまいますよねぇ。

ここまで書いて思い出しましたが、私の結婚式で、友人のUくんが右裾は入れて左裾は出す、という高等技術の着こなしをしてました。
あれは、なかなかおしゃれだったなぁ。

データ
綿麻混のジャケット:不明
綿麻混の白いBD半袖シャツ:G.U.
黒い綿パンツ:アルマーニ エクスチェンジ
黒い革のウォーキングシューズ:Hawkins
脇に置いたリュック:ハリス・ツイード

注1 かりゆし 沖縄の言葉で「めでたい」という意味のこのシャツは、実はそんなに古いものではなく、70年代にアロハをモチーフに作成されたようです。かりゆしと呼ばれるようになったのも1990年代から。クールビズで、小泉首相が着てたよなぁ。思えば、まだいい時代だった。
注2 バロン 正式名称はバロン・タガログ、パイナップルの葉の繊維でできたものがフィリピン男性の正装です。