IMG_0708ここ何年かは、私は全体的に黒にシフトしている傾向がありますが、昔はもっと紺を着ていたようにも思います。

この紺の麻のジャケットも、以前ほど着なくなってしまっているな、という感じです。
とてもざっくりとした、コーヒー豆でも入ってそうな、いかにも麻、という感じの生地。
着心地はすごくいいのですが、どうでしょうか、今の雰囲気からいうと全体的にはもう少しタイトフィットのほうがいいのかな? 

手に持ったバッグは、リュックと手提げ鞄の2way。
なので、リュックとして両肩にきちんとかけると、背中で縦長ではなく横長の形になります。
当然、ショルダーベルトは長めにして、本体がやや下のほうに来るようにしたほうが収まりがいいです。

横長タイプのリュックって、リセエンヌの象徴みたいなもんでしたね。日本でいうと、日能研のNバッグか?。
Comme de la lycéenne.....
オジサンが今更リセエンヌ気にしてどうすんだよ、ではありますけど。
(あ、Petit Lycéeって、©は一応私ね。ほとんどどこにも通用してないけど)

写真では手から下げていますが、実際はほとんど肩からかけるほうが多いです。それも、カラダに悪いと言われるワンショルダー掛け。

というのも、手が片方ふさがってしまうというのが、すごく不便なんです。

昔と一番違うのは、手に荷物を持ったままで、iPhoneとか使うわけですよ。
両手でね。ガラケーは片手だったから。

そうすると、手に握るハンドルタイプのバッグ、すごく使いにくい。トートならまだ肘や肩にかけたりもできるけど。
ましてやこの時期、傘なんか持ってたりすると、ほんと、大変。

でも、ドレス寄りのコーディネートでは、リュックやトートはけっこう雰囲気合わせるのが難しいですよね。まあ、敢えて気にしない、という方法もありますけど。
それでも、デイパック風の縦長デザインよりは、この横長タイプのほうがまだカジュアル度が押さえられる部分はあると思います。革のしっかりしたタイプとかなら特に。

ていうかそうか、そういうドレス寄りの服を着ているときは、スマホをいじったりしないのが正解なんだな、きっと。 

データ
紺の麻のジャケット:nicole club for men
ペパーミントグリーンの麻の半袖シャツ:G.U.
ライトグレーのスリムフィットカラーデニム:H&M
紺のストローハット:H&M
ナイロン地の黒い2wayバッグ:SAZABY
紺のエスパドリーユ:トップサイダー

注1  リセエンヌ フランスの高校、lycéeに通う女の子たち。まあ、Oliveの世界ですよ。
注2  一部おしゃれさんの間ではけっこう評価高いとかいう話です。